前回、回線切り替えタイミングのズレで、
急にネットが繋がらないケースがあることについて解説しました。
今回は、マンション・アパートの光回線は、
専用回線をおすすめすることについて解説します。
「この建物には光回線が通っています」
マンションやアパートを借りるとき、こんな文章をみたことがあると思います。
引っ越し先に最初から光回線が入っていればラッキーと思うでしょうが、
回線が「専用」か「共用」かを確認しないと、後で後悔することになるかもしれません。
そこで、マンション・アパートの光回線は、
専用回線をおすすめすることについて解説していきます。
特にマンション・アパートの引っ越し先で光回線を検討しているひとにとって、
後悔しないために知っておきたい情報になりますので、ぜひ最後までお読みください。
マンション・アパートの「専用」と「共用」回線の違い
マンション・アパートの光回線には「部屋ごとに専用の回線があるケース」と、
「居住者全員で回線を共用するケース」の2種類があります。
この説明の時点ですでにお察しかもしれませんが、
「専用」のほうが「共用」よりメリットがあります。
次の図で解説します。
専用回線について
各部屋の回線は独立しています。
通信速度はマンション・アパートの他の居住者のインターネット使用状況に左右されません。
共用回線について
共用の光回線を各部屋で使います。
1つの回線をマンション・アパートの居住者で共同で使うので、居住者のインターネット使用状況により通信速度が左右される大きなデメリットがあります。
なお、建物の光回線が「専用」か「共用」かは、
管理している不動産業者に確認すればわかります。
このように「共用」では光回線を居住者と共同でつかうため、
居住者のインターネット使用状況によって通信速度が遅くなります。
例えば、夜の20~22時ぐらいはインターネットの使用頻度が高くなり混雑しやすいと言われていますが、その時間になると急にインターネットが繋がりにくくなったりします。
どの程度まで通信速度が遅くなるのかは環境によりますが、
場合によっては100Mbps以下まで下がることもあり得るので、
家庭用途でさえ快適に使えない可能性もあります。
快適なインターネット生活を得たいのであれば、
共用ではなく専用回線が使えるマンション・アパートをおすすめします。
まとめ
マンション・アパートの光回線は専用回線をおすすめすることについて解説してきました。
マンション・アパートの光回線は「専用」と「共有」があり、
共用回線では他の居住者と共同でひとつの光回線を使うため、
他の居住者のインターネット使用状況により通信速度が左右されてしまいます。
快適なインターネット生活を手に入れるのならば、
各部屋が独立した専用回線を使えるマンション・アパートを選ぶことをおすすめします。
それでは、今回のブログはここまで。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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