「光回線の通信速度ってどれぐらい出るか知っていますか?」
よく広告などで見聞きすることもあり、
「光回線が速そう」というイメージは持っていると思いますが、
こう聞かれて即答できるひとそういないでしょう。
実際のところ、どれぐらいの速さなのか?
多数のユーザーからのデータを集計している「みんなの回線速度」というサイトによると、
あらゆる光回線の通信速度を平均した値は下記の通り。
Ping | 17.3ms |
---|---|
下り(ダウンロード) | 431.2Mbps |
上り(アップロード) | 403.3Mbps |
備考 | ※直近3ヵ月の平均値(2024年11月4日に確認) |
参考 | みんなの回線速度 https://minsoku.net/ |
プロバイダーや都道府県といった区別なく、全体を統合して算出した平均値です。
中央値については情報が得られませんでした。
具体的な集計方法の詳細は不明ですが、
少なくとも数十万件規模のデータを元に算出したものと思われます。
注意したいのは、ルーター性能やプロバイダーとの契約条件などによって速度が変わることです。
このデータには通信速度が速いことで有名なNuro光や
各プロバイダーの1Gbpsプラン、10Gbpsプランの速度が入り混じっているので、
「ざっくりと光回線速度の全体像をつかむための参考値」ぐらいに考える必要はあります。
さて、下り、上りどちらも400Mpbs程度は出ていますが、これはどの程度の速度なのでしょうか?
以前の記事で、
どれぐらいの回線速度なら一般用途を快適に行えるか、
について調べました。
この記事にもありますが、一般的に100Mbps以上あれば、
高画質の動画視聴や大容量のデータ送受信も快適に行えると言われています。
この基準を考えると、光回線の平均速度である400Mbps以上は、
一般用途を快適に行なうために十分な速度といえるでしょう。
また、「みんなの回線速度」によると、
ホームルーターやモバイルルーターの場合、
なんとか下りで100Mbps程度は出ていますが、上りは20Mbps程度にとどまり、
光回線と比較して差が顕著。
「安くて簡単なホームルーターやモバイルルーターと光回線。どっちにしよう?」
このようにどちらを選ぶか迷っている方は、次のように考えてはどうでしょうか?
高画質な動画視聴や大容量のデータ送受信が必要
ストレスのない快適なインターネット環境を求める
安定した高速通信が必要(オンラインゲームなど)
メール、SNS、低~中画質程度の動画視聴で十分
簡単に設置でき、移動可能な回線が必要
コストを抑えたい
以上、光回線の回線速度について調べてきました。
光回線全体の平均速度が下り/上りどちらも平均400Mpbs以上(「みんなの回線速度」より)。
ざっくりと光回線速度の全体像をつかむための参考値ぐらいに考える必要はありますが、
一般用途を快適に行うのに十分な速度と言えるでしょう。
ホームルーターやモバイルルーターと比較すると、通信速度にかなりの差が出ています。
最低限のことが出来れば問題ないという方には、
ホームルーターやモバイルルーターも選択肢となりますが、
より快適なインターネット環境を求めている方には、光回線の検討をおすすめします。
この記事が、皆さんの光回線の速度に対する理解を深める一助となれば幸いです。
それでは、今回のブログはここまで。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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