前回、光回線でよく見かける1ギガや10ギガとは何か?、を解説しました。
今回は、光コラボレーションモデルについて解説していきます。
光回線の乗り換え検討していると、こんな文章を見かけます。
「光コラボレーションモデルの方はこちらから」
「光コラボレーションモデルの方は、事業者変更承諾番号をご準備ください」
この光コラボレーションモデルってなんのことかご存じですか?
この言葉はよく見かけるんですが、あまり知られてない気がするので
解説していこうと思います。
光コラボレーションモデルとは?
光コラボレーションモデルをつくったのはNTTです。
まずはその経緯から解説していきます。
光回線業界で事業者が自社のサービスを提供するには、課題がありました。
光回線の設置/維持には高額な費用がかかり、小規模事業者には負担がとても大きい
光回線サービスの提供は、光回線設備とプロバイダーサービスの両方を用意できる資金力のある事業者に限られ、市場が活性化しない
他事業者への乗り換え手続きが面倒である
そこで、
NTTは、自社の光回線を多様な事業者に提供することで、
これらの課題を解決する仕組みをつくりました。
事業者の設備負担を軽減
多くの事業者による光回線サービス参入による市場の活性化
他事業者への乗り換え手続きの簡略化
これが、光コラボレーションモデルです。
ちょっとわかりにくいでしょうか?
ざっくりと言えば、
NTTから提供された光回線を使って事業者が光サービスを提供する仕組み、
が光コラボレーションモデルです。
光コラボレーションモデルを採用している事業者同士の場合、
次のメリットがあります。
光回線サービスを乗り換えて変更する際、手続きがスムーズになる
工事なしで、サービスを切り替えられることが多い
例えば、次のようなイメージです。
1.現在、光コラボレーション事業者Aが提供している光サービスを使っている
2.光コラボレーション事業者Bが提供しているサービスへ乗り換えたい
3.両者ともNTTの光コラボレーションモデルだった
4.乗り換え手続きが簡単!!、工事なしでOKだった!!
自分が現在使っている光回線サービス。
乗り換え先の光回線サービス。
どちらも光コラボレーションモデルであれば、
乗り換え手続きがスムーズになります。
まとめ
今回は、光コラボレーションモデルについて解説しました。
光コラボレーションモデルはNTTがつくったものです。
ざっくりと言えば、
NTTから提供された光回線を使って事業者が光サービスを提供する仕組み、
が光コラボレーションモデルです。
この光コラボーレーションモデルを採用する事業者同士では、
次のメリットがあります。
光回線サービスを乗り換えて変更する際、手続きがスムーズになる
工事なしで、サービスを切り替えられることが多い
光コラボレーションモデルという言葉は光回線契約でよく目にするので、知っておいて損はないでしょう。
この記事が光回線契約を検討している方の役に立てば幸いです。
それでは、今回のブログはここまで。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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