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本の感想 時間の浪費家になってませんか? 「人生の短さについて」

こんにちは

 

本の感想。

今日は「人生の短さについて」

という本です。

 

・読んでもらいたいのは、こんなひと

忙しい、忙しいと、言っているうちに

あっという間に時間が過ぎて

自分のやりたいことが出来ない

 

・どんなひとが書いた本?

セネカさんという、

古代ローマ時代のかた

書いた本です。

 

皇帝に仕えたほどの

凄い人ですが、いろいろあって、

皇帝により自害させられる、

波乱万丈の人生を送っています。

 

この方、

とても聡明な方で、著作に

「人生の短さについて」、

「怒りについて」、など

有名な本を書いています。

(私もこの人の本は好きです。)

 

間違いなく、歴史的な偉人です。

 

・どんな本か

分類は哲学書ですね。

 

タイトルの通り、

人生の短さについて

書かれた本です。

 

ひとは財産を大切にし、

とても真剣に倹約に励むのに、

なぜ時間のことになると浪費家に

なってしまうのか?

 

と、時間ほど貴重なものはないのに、

それに気づかず、浪費し続ける

生き方、人生に苦言を呈しています。

 

・感想

時間を意識した生き方については、

多くの著名人が大切さを説いています。

 

あのスティーブ・ジョブスは

今日が人生最後の日だとして、

それをやるか?

というようなことを考えていたと

言われています。

 

また、

有名な「限りある時間の使い方」

という本では、人生は4000週間しか

ないと、時間を意識した生き方の

大切さを説いています。

 

現代で著名人たちが大切にしている

考え方を約2000年前のひと

同じように説いていたんですね。

 

セネカは著書のなかで、

生きるうえでの障害は期待であると

言っています。

 

明日、将来はもっと良いに違いない、

という妄想にすがりつくことで、

今日を生きることを放棄してしまう。

 

成程、と思いました。

明日のために今は我慢しよう、

(旅行や趣味、など)

と考えて、結局、何も出来ずに

1年が過ぎていた、というのは

身に覚えがあること。

 

期待して明日にすがることも

生きるために必要ではありますが、

今を生きることからも

目を背けてはいけない

いうことでしょうか。

 

・まとめ

セネカさんの

「人生の短さについて」

の感想についてでした。

 

あれですね、

哲学書というと、

敷居が高いとか感じますが、

社会人ほど、読んでほしい

思っています。

 

時間について、だったり、

生き方について、だったり、

 

迷いだらけの

現代社会の現代人にとって、

悩みを解決する助けとなる

ことが沢山書かれています。

 

ちなみに、

AmazonのKindleで

電子版が読めたはずなので、

興味があれば、ぜひ読んでみること

をおすすめしたいです。